シロテナガザル
てながざる館
2009年8月29日オープン。
エゾシカの森に次いでてながざる館がオープンしました。
今まで、檻の中でしか見ることができなかったテナガザルですが、今度は隣のオランウータンと並んで開放的空間で直に見ることが可能になりました。
その行動は、機敏かつ華麗!
テナガザルの行動を知り尽くした設計になっています。
てながざる館
見事な行動展示を目の当たりにすることが出来るのは、てながざる館です。
シロテナガザルの機敏で華麗な行動で、周囲からは大きな歓声が・・・
てながざる館全景
オランウータン舎並んでそびえるように作られており、見ごたえある施設になっており、壁には多数の突起棒やロープが設けられ、テナガザルは次々に飛び移るように移動します。
新しい出会い
昨年最愛の妻シラコを失ったテルテル。
そのテルテルに新しい恋人が出現。
名前は、「モンロー」ちゃん。
積極的なモンローにテルテルもタジタジ。
キョンとの同居始まる
2009年に完成したてながざる館ですが、新たにシカの仲間「キョン」との同居を開始しました。
同居当初テナガザルに追っかけられていたキョンですが、壁に掛けられた板に隠れながら、外に出てはその姿を見せてくれます。
テナガザルとキョンの奇妙な同居は、これからどんなドラマを見せてくれるでしょうか。
もぐもぐタイム
もぐもぐタイムは、館内にて。寝室に入る、16時30分ころからのようです。
テナガザルは宙を飛んでいる
一見、うんていのように鉄棒から鉄棒へと渡り歩いているかと思えば、なんと両手、両足ともにどこにもふれていない!
つまり、次々と飛び移っており飛んでいるかのようだったのです。
絶滅危惧種のテナガザル
テナガザルは、絶滅が心配されている絶滅危惧種の動物です。
旭山動物園では、シロテナガザルの3頭を展示しています。
テナガザルは樹上で生活し、一夫一妻性で数頭の子供で群れを作る。私たち人間と同じような社会形成である。
また、オスメスがお互いを呼び合いながら、まるで歌を歌っているようにデュエットをするらしい。
それはお互いの存在を確かめたり、縄張りを主張したり、ある種の言語を使ってのコミュニケーションツールなのかもしれません。
頭上にきたら注意!
テナガザルが館から出て、鉄塔の遊具へ移動する際は、テナガザルの排せつ物に注意してください。
大変動きが速いので、排泄物も飛び散る可能性があると思われます。
私たちにできる取り組み
現在旭山動物園では、ボルネオへの恩返しプロジェクトを行っています。私たちの豊かな生活のために、ボルネオの動物たちが絶滅に瀕しております。
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この自動販売機での売り上げの一部が、ボルネオの野生生物レスキューセンター設立ために役立てられます。
今日の旭山動物園のイベントは
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