あさひやま動物園チャンネルは、旭山動物園の魅力をお伝えする個人が作る非公式サイトです。

ほっきょくぐま館

ほっきょくぐま館
目次

旭山動物園ほっきょくぐま館 誕生と特徴

ほっきょくぐま館の誕生

旭山動物園の目玉スポットほっきょくぐま館は、2002年9月にオープンしました。ほっきょくぐま館はもうじゅう館に並ぶ大きな建物です。ほっきょくぐま館では、プールへの度肝を抜く迫力満点の水中ダイビングや、あざらしの気持ちになるのぞきカプセルなど、世界最大の陸上動物の頂点に立つホッキョクグマのその巨大さを、目の当たりで体感出来る施設になっています。

また旭山動物園のほっきょくぐま館では、豪快なホッキョクグマのダイビングから間近にプールを泳ぐ姿を展示室の外からも見ることが出来るように設計されています。

ほっきょくぐまの巨体を受け入れるプール

ほっきょくぐま館プール
プール側 オスのイワン

ほっきょくぐま館は、2つのブースに分けられています。一つはダイビングを可能にした巨大プールのあるダイビングプールブースと、陸をイメージしたのぞきカプセルのあるブースの2つです。特にプールのあるブースでは、ホッキョクグマのダイナミックなダイビングと、優雅な泳ぎを間近に観察できるようになっており、近くで見るその巨体の迫力を直に感じる事ができると思います。

もぐもぐタイムではホッキョクグマの大好きなオオナゴという魚が餌として与えられ、ホッキョクグマはプールに落ちた餌を目掛けてダイブします。またホッキョクグマの生息する北極の海では、アザラシが彼らの餌ですので人間を餌と思ってダイブすることも以前はありました。

現在は、中々ダイビングする様子を見る事が少なくなり、もし来園時見る事ができたならかなりラッキーだと思います。

ほっきょくぐま館 のぞきカプセル

ほっきょくぐま館のプール側展示室から出たところに、ホッキョクグマの剥製があります。その隣には、アザラシの気持ちを体感できるのぞきカプセルがあり、大人用と子供用があり大人気となっています。うまくいくとカプセルにほっきょくぐまが近づいてくるのを体験できるかもしれません。後ろに順番待ちの方がいれば長居をせず譲るようにお願いします。(子供用は天井を低く設定してますので、大人だときついです。)

ほっきょくぐま館を楽しむための豆知識

ほっきょくぐま館の回り方

展示室外からもプールを見る事ができます


プール側展示室の入り口から正面にプールを見るスペースがあります。また中に入るとガラス越しに観察もできますが、前列の方はしゃがむことになります。その体勢が辛い方は、後列へ並ばれると良いです。(写真を優先するなら前列が良いです。)比較的どこもそうですが、一度展示室内に入ると一方通行で引き返す事ができません。プールを見て、剥製を見て、のぞきカプセルを体験し、出てからもう一つの陸のブースで別のほっきょくぐまを観察しましょう。

ホッキョクグマの繁殖の取り組み


旭山動物園や全国の動物園で、ホッキョクグマの繁殖プロジェクトが行われています。現在、オスのイワンが繁殖のために単身赴任しているようです。残念ながら旭山動物園でのホッキョクグマの繁殖には成功しておりません。色々な条件があってのことなので、今後の取り組みに期待したいところです。

ホッキョクグマについて

ホッキョクグマは、体長3メートルにもなる世界最大の肉食獣です。体は年中白色かちょっと黄色みがかった色をしています。しかし肌の色は黒だって知ってましたか?

またヒグマと違い、冬眠することはありません。ほとんどが単独で生活をしています。
おもにアザラシを餌としており、温暖化の影響で北極の海の氷が溶けてしまい、泳がなければホッキョクグマがアザラシを求めて移動できなくなりました。

そこでエサを求めて人間が住む村まで移動してきたりと、最大の天敵である人間に近づき始めているようです。

ここ日本でもヒグマやツキノワグマが餌を求めて人里に出てくるようになりました。彼らの住む環境が、人間により奪われ続けているからなのかもしれません。

注意:動物撮影のカメラのフラッシュは必ずOFFにしてください。

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