旭山動物園は冬期期間準備期間へ
旭山動物園の夏期開園期間が終了しました。最終日となった11月3日の旭山動物園の様子をお伝えします。
旭山動物園の休園期間について
11月3日、旭山動物園は夏期期間の最終日を迎えました。ここ最近の旭川の気温は10℃を下回るようになり、閉園時間間近には気温5.7℃でした。
旭山動物園は、1年に3回の休園期間があります。それは季節の変わり目、寒暖差の大きい北海道ならではの措置です。旭山動物園の1年は、GW(ゴールデンウィーク)からは始まります。GWから夏期開園期間が始まり、晩秋の11月に夏期開園期間を終了します。今回は、11月4日(水)から11月10日(火)までを冬期開園期間の準備期間として冬支度のため休園となります。
そして冬期開園(11月11日)を迎えます。冬期開園期間中は、入園から退園までの開園時間の変更があります。夏の期間に比べて1時間遅い入園となり、閉園時間も夏の17時15分から15時30分に閉園ということになります。冬期開園期間は4月の雪解けの頃、夏期開園にむけての準備期間として一時閉園となります。
そして、この冬期開園期間に3つ目となる休園期間があります。それは正月の休園です。例年12月30日から1月1日元旦までの3日間は休園になります。
旭山動物園休園期間は、公共バスも動物園の一つ手前の停留所が終点になります。
北海道にお住まいでない方は、冬の北海道の日没の早いことにおそらくビックリされるのではないでしょうか。ここ最近も16時になると結構薄暗いです。雪が積もれば辺りは比較的明るいのですが、雪がないこの時期は車の運転など気をつけなくてはなりません。
11月3日の動物たちの様子
気温が一桁になると、ダウンジャケットを着てないととても寒いです。寒さに弱い動物たちには、ヒーターによる暖房が行われていました。
オランウータン
お父さんジャックは屋外で過ごしています。モリトとモカは仲良く屋内で過ごしていました。時々お父さんの姿を確認するために、外を見たり、飼育室内を覗き込んだりしてました。
クモザルとカピバラ
ヒーターの下でクライミング中です。カピバラは静かに瞑想中。
オオカミ
来園者にサービス満点でした。
旭山動物園オオカミの森 来園者に近づくシンリンオオカミ
テナガザル
テナガザルもヒーターの下で暖を取っています。来園者の方は、テナガザルの下からガラス越しに見るような感じになります。
冬期開園に向けて
旭山動物園で冬といえばペンギンの散歩ですが、行われるのは12月のしっかりと雪が積もった頃になります。例年ですと大体12月17日頃からになると思います。それも降雪次第ですので、目安として覚えておくと良いでしょう。
ご注意
当サイトでご紹介しております内容は、例年の傾向を踏まえた個人的見解になります。ここで紹介する内容に関して、旭山動物園とは異なる情報もありますので必ず旭山動物園公式ホームページでご確認ください。