久しぶりの投稿になってしまいました。
2021年12月10日、旭山動物園に新しい命ホッキョクグマの赤ちゃんが誕生しました。
旭山動物園にして40年ぶりの快挙といってもいいのかもしれません。
ペアは「ホクト」と「ピリカ」のカップル。ホクトは2020年6月に姫路市立動物園からから来園したオスで、ピリカは札幌円山動物園のホッキョクグマ父「デナリ」と母「ララ」の仔で2011年3月に来園した個体です。
「ララ」は旭山動物園の「ルル」と姉妹なので、ピリカにとってルルは叔母になります。
ホッキョクグマの誕生
長きに渡りホッキョクグマの繁殖に取り組んできた旭山動物園ですが、オスの「イワン」とのペアリングで仔を授かることが出来ませんでした。
メスの「ピリカ」ともペアリングを行ってきましたが、相性というものがあるのでしょうか仔は出来ませんでした。
今回、ホクトとのペアリングにより目出たく仔が誕生したわけです。
実際に誕生したのは3頭でしたが、2頭は残念ながら死亡したことが告げられています。
よく野生のホッキョクグマも2頭連れて歩く姿が多く見られる通り、たいていの場合は2頭が多いようです。
ピリカが3頭も生んだのは、これからも子沢山のお母さんの素質が十分にあるように思いますね。
今赤ちゃんは、ホッキョクグマ館の産室にて母ピリカのたっぷりの愛情に包まれすくすくと成長しているさなかですが、その様子をモニター越しに見ることが出来ます。
赤外線のカメラのため白黒映像ですが、ホッキョクグマ自体基本的に白ですから、赤ちゃんのふかふかした毛並みもよく見ることが出来ます。
不定期ながら、モニター上の親子の映像を撮って来てますので、YouTubeでお楽しみください。
ホッキョクグマの赤ちゃん YouTube
最新のUP映像順になっています。