旭山動物園の夏の営業が始まりました。
旭山動物園では、夏の展示と冬の展示に分けてそれぞれ準備期間として一時休園します。
動物たちの中には、寒さに弱い動物もいます。そうした動物たちは、冬の期間には動物舎の中で飼育され、展示は見送られます。夏期期間になると再び展示が行われ、その元気な姿を見せてくれるのです。
日本最北にある旭山動物園ならではの営業スタイルです。
今の見どころは、冬に展示されなかった動物たちはもちろん、先日生まれたアザラシの赤ちゃんや、キリンの赤ちゃんが屋外にデビューしております。また、きりん舎の向かいにあるかば館のカバの親子や、ちんぱんじー館のスカイブリッジで過ごすチンパンジーたちは間近で見ることができます。
感染対策万全で楽しみましょう。
ぺんぎん館
ぺんぎん館では、キングペンギンのダイビングが見られました。ペンギンたちは久しぶりのお客さんの姿を前に、行進をしながらプール中央の岩から豪快にダイビングしておりました。
この岩からのの飛び込みは中々見ることができない貴重な映像を撮ることができました。
あざらし館
先月生まれたアザラシの赤ちゃんは、プールにプカプカ浮かびながら泳ぎの練習をしています。
これまで沢山のアザラシの赤ちゃんを見てきましたが、あの時生まれたアザラシのぽちゃ丸がお母さんになってずっと命がつながっていくのは考え深いものがありますね。
また飼育員のお兄さんが姿を見せると、声を上げながら近づこうとする姿が微笑ましく感じました。赤ちゃんにとって飼育員の方は、もうひとりのお母さんなのかもしれません。
ほっきょくぐま館
ほっきょくぐま館では、以前行っていたもぐもぐタイムは蜜を避けるために行われていません。プールに泳ぐのはホッキョクグマの気分次第になりますので、そのシーンを見られたらラッキーかもしれません。
ガラス越しのホッキョクグマの大きさを体感してみましょう。
ちんぱんじー館
冬期期間では閉鎖されていた、空中トンネル(スカイブリッジ)が開放されます。チンパンジーたちが目の前で自由に動き回ります。アクリルドームが少し傷つき曇ってきてますが、こんなに間近に見ることができます。じっくり観察してみましょう。
クジャク舎
くじゃく舎は、夏期期間でしか見ることができません。今くじゃく舎では、恋の季節。オスたちは、美人のメスたちに求愛を猛烈アピールしていました。
渡し木に止まりながら、大きな羽を広げて舞を披露してます。
はたしてメスたちは・・・
きりん舎
キリンの赤ちゃんがデビューいたしました。今はお母さんと一緒に放牧され、お父さんとは安全を考慮してか仕切られたていました。赤ちゃんは、お母さんに似て瞳がとっても可愛いです。
旭山公園の桜
旭山動物園の隣にある桜の名所旭山公園の桜が咲きそうになってました。暖かければまもなく咲きそうです。旭山公園には露天も出てます。感染対策してお楽しみください。